※この記事にはうさぎの盲腸糞の写真が出てきます。
「あれ?最近うちの子、盲腸糞を食べていないみたい…💦」
可愛いウサギの健康を気遣う飼い主さんにとって、盲腸糞を食べないという行動は大きな心配の種ですよね😣
この記事では、私の体験談を含めて、ウサギが盲腸糞を食べない原因から、家庭でできる対策、そして放置することの危険性までを徹底的に解説します‼️
盲腸糞とは?なぜウサギは食べるの?
まず、盲腸糞について調べてみました!
盲腸糞とは、ウサギが通常のコロコロとした糞とは別に排泄する、柔らかく、ブドウの房のような形をした糞のことです。
この盲腸糞には、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンKといった、ウサギが生きていく上で非常に重要な栄養素が豊富に含まれています🍀
ウサギは、一度食べた食物を盲腸で発酵させ、この栄養豊富な盲腸糞を再び食べることで、これらの栄養素を効率的に吸収しているのです。
つまり、盲腸糞を食べることは、ウサギにとって健康維持に不可欠な生理現象なのです。
ウサギが盲腸糞を食べない時に考えられる原因
もしあなたのウサギが盲腸糞を食べない場合、以下のような様々な原因が考えられます🔽
* 食生活の問題:
* ペレットの与えすぎ: 栄養価の高いペレットを過剰に与えていると、盲腸での発酵が十分に行われず、盲腸糞の栄養価が低下したり、食欲不振に繋がったりすることがあります。
* 繊維質の不足: 牧草などの繊維質が不足すると、腸内環境が悪化し、盲腸糞の生成や食欲に影響が出ることがあります。
* 体調不良:
* おやつの与えすぎ: 甘いおやつなどを与えすぎると、満腹感から盲腸糞を食べなくなることがあります。
* 消化器系の疾患: 胃腸の動きが悪くなっていたり、寄生虫がいたりすると、盲腸糞を食べなくなることがあります。
* 肥満: 体重が増えすぎると、盲腸糞に口が届きにくくなることがあります。
* 歯のトラブル: 歯が伸びすぎたり、不正咬合があったりすると、食べるのが困難になり、盲腸糞も食べられなくなることがあります。
* 運動不足: 運動不足は消化器系の働きを鈍らせ、食欲不振に繋がる可能性があります。
* ストレス:
* 環境の変化: 引っ越しや新しいペットの導入など、環境の変化はウサギにとって大きなストレスとなり、食欲不振を引き起こすことがあります。
* 騒音: 大きな音や騒がしい環境は、ウサギの神経を過敏にし、食欲に影響を与えることがあります。
* 不適切な飼育環境: ケージが狭すぎたり、清潔でなかったりすることもストレスの原因となります。
* 加齢:
* 高齢になると、消化機能が低下したり、運動能力が低下したりすることで、盲腸糞を食べなくなることがあります。
家庭でできる対策と注意点
もしウサギが盲腸糞を食べないことに気づいたら、まずは以下の点をチェックし、できる範囲で対策を行いましょう🔽
* 食事内容の見直し:
* ペレットの量を適量にする: 獣医さんなどにアドバイスをもらった、体系にあった食事量、または、パッケージに記載されている適量を守りましょう。
* 牧草を主食にする: 常に新鮮な牧草が食べられるように心がけましょう。
* おやつは少量、しかし、より多く種類を与えてみる: おやつやお野菜はうっ滞の時にも食欲をわかせるきっかけになります。与えすぎには注意ですが、少しでも多くの種類のものをたべられるようにしておくのが良いそうです。コミュニケーションの一環として少しずつ、様々な種類のおやつを与えていくのがよいでしょう。
* 飼育環境の改善:
* 十分なスペースを確保する: ウサギがくつろげる広さのケージを用意しましょう。
* 静かで落ち着ける環境を作る: 騒音を避け、リラックスできる空間を提供しましょう。
* ケージ内を清潔に保つ: 定期的に掃除を行い、衛生的な環境を維持しましょう。
* 適度な運動を促す:
* 毎日、安全な場所で自由に運動させる時間を作りましょう。
注意点:
* 上記の対策を行っても改善が見られない場合や、他に元気がない、食欲がないなどの症状が見られる場合は、自己判断せずに必ず動物病院を受診してください。
盲腸糞を食べない状態を放置する危険性
* 盲腸糞を食べない原因は様々であり、専門的な診断と治療が必要となる場合があります。
盲腸糞を食べない状態を放置すると、ウサギは以下のような深刻な健康リスクに晒される可能性があります🔽
* 栄養失調: 盲腸糞に含まれる重要な栄養素を摂取できなくなるため、栄養バランスが崩れ、体重減少や免疫力低下に繋がります。
* 消化器系の機能低下: 盲腸糞を食べないことで、腸内環境が悪化し、さらに消化不良を引き起こす可能性があります。
* 免疫力の低下: 栄養不足やストレスにより免疫力が低下し、様々な病気にかかりやすくなります。
* 食欲不振の悪化: 栄養不足や体調不良から食欲がさらに低下し、悪循環に陥ることがあります。
このように、盲腸糞を食べないという行動は、単なる食の好みの問題ではなく、ウサギの健康状態を示す重要なサインです。
我が家の場合
我が家の5代目レピィちゃん🐇👑
生後2ヶ月弱(380gくらい)で保護施設から我が家にやってきました🍀

我が家の歴代うさぎで、ここまで盲腸便を食べない子は今まで居なかったので(残ってたり、落ちてることがあまりなかった)、私はこれまで盲腸便について気にしたことがありませんでした💦
しかし、毎朝お部屋に大量に落ちている盲腸便を見ると、とても心配に。。。😣
そこで、レピィちゃんが盲腸便を食べない理由を調べたり、考えることにしました‼️

盲腸糞は食べたほうがいい!
我が家のお掃除は1日1回。
朝に行っているのですが、毎朝必ず色々なところに残っています😂(盲腸糞は何時でもしますが、レピィちゃんは夜中に盲腸糞をたくさん出しているみたいで、朝になるとたくさん落ちています💩調べてみると、うさぎの1日は夜明けの食糞から始まるとも言われてるみたいです‼️)
決まったところではなく、いろんな所にしていて、それをレピィちゃんが踏んづけてしまうので、床などにこびりついたりしてます💦💦💦…なので、朝のレピィちゃんは結構クサイ😣
私は、盲腸糞はうさぎさんにとって栄養の塊だし、食べた方がいい!食べないと栄養失調になってしまう!!という認識だったので、〝これは体に良くないことだ!!〟と焦りました😖
調べたり、聞いてみて考えてみた原因🔽
- 栄養の摂りすぎ(ペレットの量が多い、糖分摂りすぎてる?) ➡️可能性あり
- (赤ちゃんなので)お尻に口が届かない(ここまで赤ちゃんのうちから飼ったのは初めてなのでもしかして届かない??) ➡️うさ友ちゃんたちの経験的にも可能性少なめ
- 消化器系の病気 ➡️病院に連れて行くのはうちに来て落ち着いてからがいい(このときレピィちゃんは我が家に来て数日しか経っていませんでした)と思ったのでとりあえず様子見。
出来ることからやってみた対策🔽
- ・ペレット1日60g→50g
- ・乳酸菌3粒→無し
- ・エン麦少し→さらに少し
- ・1番刈りチモシー食べ放題。→そのまま
水にも乳酸菌エキスを数滴入れていましたがそちらもやめました。
対策した結果

まだ少しは残ってますがかなり少なくなりました😆
現在まもなく一歳を迎えるレピィちゃん、今も残したり残ってなかったりはありますが、元気に過ごしています。
結論
我が家の盲腸糞を食べない問題の原因はどうやら栄養過多だったようです。
🔽現在の元気に盲腸便を食べるレピィちゃん🔽
まとめ
この記事では、我が家の実体験とウサギが盲腸糞を食べない原因、家庭でできる対策、そして放置することの危険性について調べたこと、経験をまとめました‼️
日頃からウサギの様子を観察し、盲腸糞の状態や食欲、活動 などに変化が見られた場合は、早めに原因を探り、適切な対応をとることが大切です🍀
もし不安なことがあれば、迷わず獣医師に相談してください‼️あなたの注意深い観察が、愛するウサギの健康でハッピーな生活を守ります🍀💓🐰💓🍀