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「うちの子、耳を掻きすぎ?」うさぎの耳掻く頻度と気になるサイン

暮らし
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「あれ❓うちのうさぎ、最近なんだか頻繁に耳を掻いているような気がする…」

そう心配になったことはありませんか❓

可愛いうさぎの些細な行動は、飼い主さんにとって気になるもの🐰特に、耳を掻くという行為は、もしかしたら何かのサインかもしれません‼️

この記事では、うさぎが耳を掻く一般的な頻度から、注意すべき「掻きすぎ」のサイン、そしてその原因と対策までをまとめ、記録しました‼️

この記事を読むことで、あなたがうさぎの耳の健康状態をより深く理解し、早期に異常を発見して適切な対応ができたり、不安が少しでも解消されることを願います🍀

大切な家族であるうさぎの健康を守るために、ぜひ最後までお読みください☺️🐰❣️

うさぎの耳掻き行動の基本

うさぎの耳は、基本的に飼い主さんが積極的に掃除する必要はあまりありません。健康なうさぎは、自分で耳の手入れを丁寧に行います。

うさぎにとって耳を掻くという行為は、毛づくろいの一環であったり、軽い違和感を取り除くためのごく自然な行動です。しかし、その頻度や仕草に異変が見られる場合は注意が必要です。

(参考文献:https://share.google/1Lz6MiY7zho0Dgp7r

うさぎが耳を掻く頻度の目安とセルフチェック

「うちの子はどれくらい耳を掻くのが普通なんだろう?」そう疑問に思う飼い主さんもいるかもしれません🐇🍀

  • 毛づくろいの一環として: うさぎは非常にきれい好きな動物で、自分で丁寧に毛づくろいをします。その際に、耳の周りを掻いたり、軽く耳を振ったりすることは自然な行動です。
  • ちょっとした違和感: 耳に軽いゴミが入ったり、一時的なかゆみを感じたりした際に、軽く耳を掻くこともあります。

一般的に、うさぎが耳を掻く頻度は1日に十数回程度が目安とされています。この程度の回数であれば、過度に心配する必要はないでしょう。しかし、「最近、明らかに回数が増えた気がする」「いつも以上に激しく掻いている」と感じる場合は、注意が必要です⚠️

毎日のセルフチェックポイント

毎日のうさぎとのコミュニケーションの中で、以下の点をチェックしましょう🔽

  • 掻く頻度と様子: 耳を掻く回数や、その動作がいつもより激しくないか。
  • 耳の清潔さ: 目に見える耳垢が溜まっていないか。少量であれば自然に排出されますが、明らかに多い場合は注意が必要です。
  • 耳からの臭い: 耳を近づけて、いつもと違う異臭がしないか。
  • 耳の皮膚の状態: 耳の周りの毛が薄くなっていないか、皮膚が赤くなったり腫れたりしていないか。

お手入れが必要な場合と注意点

  • 目に見える耳垢が多い場合: 優しく拭き取ってあげましょう。
  • 耳を頻繁に掻いたり、頭を振ったり、異臭がする場合: 外耳炎やダニ感染などの可能性があるため、自己判断せず、必ず動物病院を受診してください
  • 耳のお手入れ方法:
    • ティッシュペーパーやうさぎ専用のイヤーローションを使う場合: 奥まで入れずに、見える範囲の汚れを優しく拭き取ります。
    • 無理に行わない: うさぎが嫌がる場合は無理に行わず、様子を見ましょう。
  • 注意点:
    • 耳の奥には触れない: うさぎの耳の構造はデリケートです。無理に奥まで掃除しようとすると、傷つけてしまう可能性があります。
    • 人間用の綿棒は使用しない: 綿棒の繊維が耳の中に残ってしまうことがあります。
    • 力を入れすぎない: 優しく丁寧に扱いましょう。

「掻きすぎ」に注意!危険なサインと見分け方

もし、あなたのうさぎが以下のような様子を見せる場合は、「掻きすぎ」のサインであり、何らかの異常がある可能性が高いです🔽

  • 頻繁に、何度も続けて耳を掻く: 一日に何度も、執拗に耳を掻く様子が見られる。
  • 激しく耳を掻く: 前足で強くバシバシと耳を叩くように掻いたり、首を激しく振ったりする。
  • 耳の周りの毛が抜けている: 頻繁な掻きすぎによって、耳の周りの毛が薄くなったり、部分的に脱毛が見られたりする。
  • 耳の周りが赤くなっている、腫れている: 炎症を起こしている可能性がある。
  • 耳垢が増えている、色が不自然: 黒っぽい、ベタベタした耳垢が増えていたり、いつもと違う色の耳垢(黄色、緑など)が見られる。
  • 耳から異臭がする: 細菌や真菌の感染が疑われる。
  • 耳を触られるのを嫌がる: 痛みや不快感がある可能性がある。
  • 元気がない、食欲不振: 耳の病気が進行し、全身状態に影響が出ている場合も。
  • 首を傾げている: 内耳炎など、より深刻な病気のサインの可能性もあります。

これらのサインが見られた場合は、自己判断せずに、すぐに動物病院を受診してください。早期発見・早期治療が、うさぎの健康を守る上で非常に重要です⚠️🚨⚠️

なぜ「掻きすぎ」てしまうのか?考えられる原因

うさぎが頻繁に耳を掻いてしまう原因は様々です。ここでは、考えられる主な原因を詳しく解説します🐇

1. 外耳炎:細菌・真菌感染による耳のトラブル

耳ダニ以外の感染症として、細菌や真菌(カビ)による耳の炎症も考えられます。これらは、耳の環境が悪化したり、免疫力が低下したりすることで発生しやすくなります。

  • 細菌感染:
    • 特徴と症状: 黄色や緑色のドロドロとした耳垢が出て、強い悪臭を伴うことが多いです。耳の内部が赤く腫れたり、熱を持ったりすることもあります。
    • 治療法: 獣医師が耳垢を検査し、原因となる細菌を特定した上で、適切な抗生物質の点耳薬や内服薬が処方されます。症状が改善しても、獣医師の指示通りに最後まで投薬を続けることが重要です。
  • 真菌(カビ)感染:
    • 特徴と症状: 耳垢は白っぽいクリーム状や、粉っぽいフケのような場合が多いです。かゆみは細菌感染ほど激しくないこともありますが、耳の皮膚が乾燥してフケっぽくなったり、赤みを帯びることがあります。
    • 治療法: 獣医師が真菌感染を確認した後、抗真菌薬の点耳薬や内服薬が処方されます。治療は長期にわたることが多く、環境の湿度管理や清潔保持も再発防止のために非常に重要です。

2. 耳ダニ(ミミヒゼンダニ)の感染と対策

うさぎの耳を激しく掻く行動の最も一般的な原因の一つが、**耳ダニ(ミミヒゼンダニ)**の寄生です。この小さな寄生虫は、うさぎの耳の内部に住み着き、激しいかゆみや炎症を引き起こします。

  • 感染経路: 主にすでに感染している他のうさぎとの直接接触によって広がります。ペットショップやブリーダーから新しいうさぎを迎える際、また多頭飼育をしている場合は注意が必要です。感染したうさぎのフケや抜け毛を介して、ケージや寝床などの環境からも感染が広がる可能性があります。
  • 具体的な症状:
    • 激しいかゆみと頻繁な耳掻き: 特に首を振ったり、耳を激しく掻きむしる行動が目立ちます。
    • 黒い耳垢: 乾燥したコーヒーかすのような、黒くてポロポロとした耳垢が大量に出ます。
    • カサブタや皮膚の肥厚: 耳の内部や耳介の皮膚に、厚いカサブタやフケが形成され、ひどくなると皮膚がゴワゴワと厚くなります。
    • 脱毛: 掻きすぎによって耳の周りや耳の裏の毛が抜け落ちることがあります。
    • 痛みや斜頸: 炎症がひどい場合や中耳にまで進行すると、うさぎが耳を触られるのを嫌がったり、頭を傾ける「斜頸(しゃけい)」の症状が出ることがあります。
  • 診断方法: 獣医師は、耳鏡を使って耳の内部を直接観察したり、耳垢を採取して顕微鏡でダニの有無を確認します。
  • 治療法: 耳ダニの治療には、主に駆虫薬が使用されます。スポットオンタイプ(皮膚に滴下するタイプ)の内外部寄生虫駆除薬や、内服薬、耳に直接点耳するタイプの薬などがあります。ダニのライフサイクルを考慮し、通常は数週間にわたって複数回薬を投与します。再感染を防ぐため、ケージや飼育環境の徹底的な清掃と消毒も同時に行う必要があります。

3. 異物による耳の刺激

うさぎの耳は長く、構造が複雑なため、様々な異物が入り込んでかゆみや炎症を引き起こすことがあります。

  • うさぎの耳に入りやすい異物の種類:
    • 牧草の切れ端や種子: 特にイネ科の牧草の硬い茎や種子、猫じゃらしのような植物の種子などが耳の中に入り込みやすいです。
    • 毛玉: うさぎ自身の抜け毛やグルーミング中に付着した毛が、耳の奥で塊になることがあります。
    • 砂や小さなゴミ: ケージの掃除中や遊び場で、小さな砂粒やゴミが耳に入ることもあります。
  • 異物が入った際のサイン: 突然耳を激しく掻き始める、頭を頻繁に振る、特定の耳を傾ける、耳を触られるのを極端に嫌がるなどの症状が見られます。
  • 獣医による処置の必要性: 異物を見つけても、飼い主さんが無理に取ろうとすると、耳の内部を傷つけたり、異物をさらに奥に押し込んでしまったりする危険性があります。異物が入った可能性があれば、必ず速やかに動物病院を受診してください。獣医師が耳鏡や専用の器具を使って安全に異物を除去してくれます。

4. アレルギーと耳のかゆみ

うさぎも人間と同様にアレルギー反応を起こし、その症状の一つとして耳のかゆみや皮膚炎が現れることがあります。

  • 可能性のあるアレルゲン:
    • 食物アレルギー: 特定の牧草、ペレットの成分、おやつなどに含まれるタンパク質などがアレルゲンとなることがあります。
    • 環境アレルゲン: 花粉、ハウスダスト、カビの胞子、敷材(牧草、ウッドチップなど)に含まれる成分、香料などが原因となることがあります。
  • 症状の現れ方: 耳のかゆみだけでなく、皮膚の赤み、フケ、脱毛、体全体のかゆみ、目の周りのかゆみや涙、くしゃみなどの呼吸器症状が同時に見られることもあります。
  • アレルギー検査と管理方法:
    • 診断: 獣医師は、詳細な問診と皮膚の状態の確認からアレルギーを疑い、必要に応じて除去食試験や、環境アレルゲンを特定するためのアレルギー検査を行うことがあります。
    • 管理方法: アレルゲンが特定できれば、その物質を生活環境から除去したり、食事から排除したりすることが基本的な対策となります。

5. 皮膚炎:耳掻きに繋がる皮膚トラブル

うさぎが耳を掻く原因は、耳の内部の問題だけでなく、耳の周辺や全身の皮膚炎が耳への刺激となって引き起こされることもあります。皮膚炎は様々な要因で発生し、症状によっては強いかゆみを伴い、うさぎが体を過剰に掻く行動に繋がります。

  • 外部寄生虫(ノミ、シラミ、ツメダニなど):
    • 耳ダニ以外の寄生虫も、うさぎの皮膚炎の原因となり、耳を掻く行動を誘発することがあります。
    • 症状: 激しいかゆみ、皮膚の赤み、フケ、脱毛。ノミの糞が見られることもあります。
    • 治療・予防: 獣医師による駆虫薬の投与が一般的です。定期的な予防や環境の清掃も重要です。
  • 細菌性皮膚炎(膿皮症など):
    • 皮膚に常在する細菌が、皮膚のバリア機能の低下や傷、湿気などによって異常増殖し、炎症を引き起こすことがあります。
    • 症状: 赤みと腫れ、脱毛、カサブタ、膿、強いかゆみや痛み。
    • 診断・治療: 獣医師が皮膚の検査を行い、適切な抗生物質を処方します。
  • 真菌性皮膚炎(皮膚糸状菌症など):
    • 皮膚の表面や毛にカビが感染して起こる皮膚炎です。
    • 症状: 円形の脱毛、フケ、カサブタ、かゆみ。
    • 人獣共通感染症: 一部の真菌は人にも感染する可能性があるため、注意が必要です。
    • 診断・治療: 獣医師がウッド灯検査や培養検査を行い診断します。抗真菌薬やシャンプーが用いられます。
  • 湿性皮膚炎(Wetting Dermatitis):
    • うさぎの皮膚が常に湿った状態になることで発生する皮膚炎です。
    • 原因: よだれや涙、尿焼け、水飲み器の不具合、不適切なグルーミングなど。
    • 症状: 湿った皮膚が赤くただれ、炎症を起こし、細菌の二次感染を起こしやすくなります。
    • 診断・治療: 原因となる「湿り」を取り除くことが最優先です。必要に応じて獣医師による治療が行われます。
  • 栄養不足や基礎疾患に伴う皮膚症状:
    • 特定の栄養素の不足や、肝臓病、腎臓病、内分泌疾患などの基礎疾患が原因で、皮膚や被毛の状態が悪化し、かゆみや脱毛などの皮膚炎症状が出ることがあります。

6. ストレスと耳を掻く行動

うさぎは非常にデリケートな動物で、ストレスが体調や行動に様々な影響を及ぼすことがあります。その一つとして、耳を掻く行動が過剰になることがあります。

  • ストレスが耳を掻く行動に繋がるメカニズム: ストレスを感じると、うさぎは不安や緊張を解消しようとして、過剰なグルーミングや特定の部位を舐めたり噛んだりする行動(常同行動)をとることがあります。耳を掻く行動もその一つで、心因性の問題が体の反応として現れるケースです。
  • ストレスの具体的なサイン: 食欲不振や食糞の減少、引きこもり、行動の変化(攻撃的になる、臆病になる)、異常なグルーミング、体の震え、排泄の変化など。
  • ストレス軽減策:
    • 安心できる環境の提供: 静かで安定した環境を用意し、隠れられる場所(ハウスやトンネル)を複数設置します。
    • 適切な環境エンリッチメント: 退屈を防ぎ、精神的な刺激を与えるために、おもちゃの提供、牧草フィーダーの工夫などを設けます。
    • 定期的なふれあいとコミュニケーション: うさぎが安心できる方法で、優しく話しかけたり、撫でてあげたりする時間を作ります。
    • 生活リズムの維持: 規則正しい食事時間や遊び時間、消灯時間などを設けることで、うさぎに安心感を与えます。
    • 同居動物との関係性: 多頭飼育の場合、それぞれのうさぎに十分なスペースとプライバシーを確保することが重要です。

「掻きすぎ」への対策と飼い主ができること

愛うさぎが耳を掻きすぎる場合、飼い主さんは以下の点に注意し、適切な対応を取りましょう。🐇

  1. 動物病院を受診する: まずは、何が原因で掻いているのかを特定するために、必ず動物病院を受診し、獣医師の診察を受けてください。自己判断でのケアは症状を悪化させる可能性があります。
  2. 獣医師の指示に従った治療: 診断結果に基づき、獣医師の指示に従って適切な治療を行いましょう。外耳炎であれば点耳薬や内服薬、耳ダニであれば駆虫薬などが処方されます。
  3. 生活環境の見直し:
    • 清潔な飼育環境: ケージ内を清潔に保ち、定期的に掃除しましょう。
    • 適切な温度・湿度管理: 高温多湿な環境は細菌や真菌の繁殖を促すため、適切な温度・湿度を保ちましょう。
    • アレルギー対策: アレルギーが疑われる場合は、原因となる可能性のあるものを特定し、生活環境から取り除くようにしましょう。
    • ストレス軽減: うさぎが安心して過ごせる静かで落ち着いた環境を用意し、適切なコミュニケーションを取りましょう。
  4. 正しい耳掃除: 獣医師の指示がない限り、過度な耳掃除は避けるべきです。もし行う場合は、正しい方法で優しく行いましょう。
  5. 日頃からの観察: 毎日うさぎの様子を観察し、少しでも気になる変化があれば、早めに獣医師に相談することが大切です。定期的な健康チェックも欠かさないようにしましょう。(我が家では数ヶ月に一度の爪切りの際に健康チェックをしてもらっています!耳垢が溜まってる時はプロの方に耳掃除をしてもらっています。)

我が家の場合

我が家のフレンチロップ、ひなたちゃん🐰いつものように夜の部屋んぽでのまったり時間にお耳の中の炎症を見つけました。

特に目立って耳を普段よりたくさん掻いてるわけでもなく、たまたま見つけた感じです‼️

症状としては茶色い体液?がベタついていて、かさぶたのように固くなっているところもありました。においは無臭。ベタベタやかさぶたにはあまり触れずにいました。翌日はかかりつけ医が休診日だったため、様子を見ることに。病院には翌々日に行きました。

病院の診察では、耳垢が溜まっているわけでもなくとてもキレイ、菌の繁殖もないとのことで、先生も原因がわからないとのことでした💦とにかく炎症がおきているのは確か‼️

そこで飲み薬と塗り薬を処方してもらい帰宅🏠

ここのところ急激に湿気が高くなったり気温の高低差があったのも原因のひとつとなるのでしょうか。垂れ耳さんなので蒸れて被れてしまったのかもしれません💦

10日間お薬を続けたらとてもキレイに治りました🍀

まとめ

うさぎが耳を掻く行動には、 自然なものと注意が必要なものがあります‼️

「うちの子、最近耳を掻く回数が多いかも?」と不安を感じたら、今回ご紹介した「掻きすぎ」のサインを参考に、注意深く観察してみてください👀

早期に異常を発見し、適切な対応を取ることで、うさぎの耳の健康を守り、より快適な生活を送らせてあげることができます🍀🍀🍀

大切な家族であるうさぎの健康のために、日頃からしっかりと観察し、気になることがあれば迷わず獣医さんに相談しましょう😊

この記事のポイント:

  • うさぎが耳を掻くのは自然な行動でもある
  • 頻繁に掻く、激しく掻くなどのサインは要注意
  • 外耳炎、耳ダニ、異物、アレルギーなどが原因として考えられる
  • 自己判断せず、動物病院を受診し、獣医の指示に従うことが大切
  • 日頃からの観察と生活環境の見直しが重要

これからも、あなたの愛うさぎとの穏やかで幸せな毎日を応援しています🍀☺️🐰🍀

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