あなたのうさぎの目、白い膜が「ピョコ」と見えたことありませんか⁉️
「あれ?今、うさぎの目に白い膜が見えたような…❓」「物をカミカミしている時に、よく白いのが出てくるけど、これって何❓」
愛らしいうさぎの瞳を見つめていると、ふとした瞬間に現れる、半透明の白い膜。特に、ご飯をモグモグしているとき、リラックスしてウトウトしているときに見かけると、〝うちの子、病気なのかな…〟と心配になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
心配になって、思わず検索してこのページにたどり着いた方もいるかもしれません‼️
ご安心ください🍀その白い膜の正体は、多くのうさぎに見られる**「瞬膜(しゅんまく)」**かもしれません👀
瞬膜はうさぎの目を守るために大切な役割を担っています。
しかし、瞬膜が見えること自体は生理現象であっても〝いつもと違う瞬膜の出方〟は、ウサギの体調不良や病気である可能性も。
言葉を話せないうさぎさんのSOSを見逃さないためにも、飼い主さんが正しい知識を持つことが大切です!
このブログでは、うさぎの目の健康を守る上で大切な瞬膜について、その役割やなぜ見えるのか、そして飼い主さんが知っておくべきケア方法まで、経験談や獣医さんに聞いたことなどを詳しく記録しました。
あなたのうさぎの目の秘密を知って、もっと健康で幸せな毎日を送るための一歩を踏み出しませんか?
瞬膜って何?うさぎの目に備わった秘密のベール
私たち人間にはない瞬膜とは一体何なのでしょうか❓
簡単に言うと、瞬膜は目の内側、鼻に近い部分にある半透明の薄い膜のこと。
普段はほとんど見えませんが、まばたきをする時や目を保護する必要がある時に、サッと現れて目を覆います❗️
まるで、目のための秘密のベールのようですね😊

犬や猫など、他の動物にも見られる瞬膜ですが、うさぎの瞬膜は特に発達していると言われています🐰
瞬膜の3つの大切な役割
では、うさぎにとってこの瞬膜はどのような役割を果たしているのでしょうか❓
主に以下の3つの重要な役割があります🔽
* 目の表面の保護:うさぎは地面を掘ったり、狭い場所を通り抜けたりすることが得意な動物です。そんな時、砂やゴミ、あるいは他のものから目を守るために、瞬膜がフィルターのような役割を果たします。
* 目の潤いを保つ:瞬膜が目を覆うことで、涙が均等に広がり、目の表面が乾燥するのを防ぎます。これは、乾燥しやすい環境で生きるうさぎにとって非常に重要な機能です。
* 角膜の傷の保護と治癒促進:もし角膜に小さな傷ができてしまった場合、瞬膜が患部を覆うことで外部からの刺激を和らげ、自然治癒を促す効果があると考えられています。
うちの子の瞬膜が見える!?注意したいサイン
普段、健康なうさぎの瞬膜が目立つことはほとんどありません❗️
しかし、以下のような場合に瞬膜が頻繁に見えることがあります⚠️🔽
* 体調不良:食欲不振や元気がないなど、体調が優れない時は、瞬膜が突出することがあります。
* 目の病気や怪我:結膜炎や角膜炎、目に異物が入ったなどのトラブルがあると、目を保護しようとして瞬膜が頻繁に動いたり、出たままになったりすることがあります。
* 脱水症状:水分不足も瞬膜が目立つ原因の一つです。
※寝ているときや寝起きなど、健康な子にも瞬膜が見える場合もあります。
もし、あなたの愛うさぎの瞬膜がいつもより頻繁に見える、あるいは出たままになっている場合は、何らかの異常が考えられます‼️
自己判断せずに、早めに動物病院を受診しましょう🍀
大切な目のために!日常でできるケア
うさぎの目を健康に保つためには、日々のケアがとても大切です✨
* 清潔な飼育環境を保つ:週に1度はケージ全体を掃除し、トイレや敷材などは毎日交換するなど、ケージ内を常に清潔に保ち、ホコリやゴミが目に入らないように注意しましょう。
* 適切な温度と湿度管理:乾燥しすぎた環境は目の乾燥を引き起こす可能性があります。温度は18~24℃、湿度は40~60%と、適切な温度と湿度を保つように心がけましょう。
* 異物に注意:牧草やケージの破片などが目に入らないように注意しましょう。
* 定期的な健康チェック:日頃からうさぎの目の状態を観察し、少しでも異常があれば早めに気づいてあげることが大切です。
我が家の場合
我が家のフレンチロップひなたちゃん🐶

とにかくどこもかしこも噛むのが大好き🎵
夢中になって物を噛んでいると瞬膜が出てきます‼️
うさぎが夢中になって物を噛んでいる時に瞬膜が出ること、これについて考えられること🔽
1. 目の保護
うさぎが激しく物を噛んでいる時、特にそれが硬いものや粉塵が出やすいものの場合、眼球を物理的な刺激から守ろうとする反射で瞬膜が出ることがあります。瞬膜は、角膜を覆うことで小さなゴミや破片が目に入るのを防ぐ役割があります。夢中になっている最中は、どうしても注意散漫になりがちなので、無意識のうちに目を保護しようとするのでしょう。
2. 興奮や集中
物を噛むという行為は、うさぎにとってある程度の集中力や興奮を伴うことがあります。特に、初めてのオモチャや好物のオヤツを噛んでいる時などに見られるかもしれません。このような精神的な高ぶりによって、一時的に瞬膜が動きやすくなることも考えられます。
3. 体調不良のサイン
もし、物を噛む時だけでなく、普段から頻繁に瞬膜が出ているようなら、それは体調不良のサインである可能性も否定できません。常に瞬膜が出ている場合、特に左右で違う場合は異常であることが多いようです。
(参考文献:瞬膜って知っていますか?今日は瞬膜についてです。)
例えば、以下のようなケースが考えられます🔽
* 目の病気や炎症: 結膜炎や角膜炎など、目に炎症や異常がある場合、目を保護しようとして瞬膜が出ることがあります。
* 胸部疾患: 心臓病、胸部腫瘍の可能性もあります。
* 脱水症状: 重度の脱水状態になると、瞬膜が突出することがあります。

ひなたちゃん🐶の場合、
- 瞬膜が出るのは、物を噛んでいる時だけ。
- 普段からよく見られる訳ではない。
- 瞬膜が出ている時間は短い。
- 出たまま引っ込まないことはない。
- 涙が多かったり、目をしょぼしょぼさせている、目をこすりつけているなどの症状は見られない。
- 食欲や元気はいつもと変わらない。
病院で獣医師に相談した結果、興奮や集中で一時的なものでした‼️
もし、物を噛んでいる時だけでなく頻繁に瞬膜が出る、あるいは出たまま引っ込まないなどの症状が見られる場合は、念のため動物病院を受診して獣医さんに相談することをおすすめします⚠️⚠️⚠️
うさぎの様子をよく観察し、少しでも気になることがあれば専門家である獣医さんに相談することが、大切な家族であるうさぎの健康を守る上で重要です🍀
まとめ:
瞬膜はうさぎの目を守る大切なバリア✨
今回は、うさぎの目に備わった神秘的な膜「瞬膜」について解説しました‼️
健康なうさぎでもひなたちゃんのように、物を噛んで一時的に興奮や集中しているときに瞬膜が出ることがあります。当時、ひなたちゃんは生後3、4か月で好奇心旺盛だったため特に興奮状態だったのかもしれません。事実、現在2歳のひなたちゃんは瞬膜が出なくなってきました。
瞬膜は、普段は目立たないながらも、目を保護し、潤いを保つなど、うさぎが生きていく上で非常に重要な役割を果たしています🍀
愛うさぎのつぶらな瞳の奥には、こんなにも素晴らしい機能が隠されているのですね☺️
日々のケアをしっかりと行い、いつまでも彼らの美しい瞳を守ってあげましょう‼️もし、瞬膜の異常に気づいたら、迷わず獣医さんに相談してくださいね🍀